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2007-03-25

炎の蜃気楼メモリアル(桑原水菜)

 ネット砂漠の帰省先からようやく帰還。5日ぶりです。予定は2日だったのに…。旦那同伴でしたが、密かにノベル持ち込んでいて良かった。今日はその感想をザッと。まずは『炎の蜃気楼メモリアル』から。

 少し前に、『炎の蜃気楼』の全サ&特典ミニドラマ、それと昔やってたコバルトのテレフォンサービスを整理がてら聞き直したところ、炎ミラ熱が一気に再浮上しました。『炎の蜃気楼メモリアル』は、本編とは異なる時間軸の短編をまとめた番外編集。20巻『十字架を抱いて眠れ』~26巻『恩讐の門-黒陽篇-』を読み直した直後だったので、疲弊した脳のリフレッシュにちょうど良い具合でした。この辺りの高耶と直江(呼称が影虎と直江でなく、高耶と直江なのは趣味の問題)の関係は極限数歩手前。ストーリーはシリアスで悲痛な展開驀進中なのですが、『メモリアル』はまるきり同人誌ノリ。安心して萌えられましたw 以下、各話の簡単なあらすじと感想。
■「捨てられた猫のように」
 ある夕立の夜、高耶はビル街の片隅で、ダンボール箱に置き去りにされた子猫を見つけた。まだ産まれて2カ月も経たないだろう。衰弱仕切った子猫を胸に入れ、高耶は直江が滞在するホテルに向かった。温もりを求めて弱々しく鳴いていた子猫と自分を重ね合わせたのか、眠る子猫を腕に、高耶は、家を出た母親の再婚先を訪ねていったときのことを口にしていた――。

 弱った高耶と、その傍らで静かに見守る直江。こんな温かく穏やかな2人は、本編ではなかなか…ほとんど?見られません。まず、高耶が直江に弱音を吐かないし。でも、こーゆー2人も見たいのよね~という妄想を満してくれるお話でした。ほのぼのだけでなく、直江はきっちりと高耶に手も出してくれます。ポイントは“誠実な眼差し”。高耶も、嫌がりながら息を熱くする。
 「あなたは俺が拾ってあげる。俺のモノにしてあげるから。
  もっと求めて。もっとねだって。たくさん。罪になるくらい。キツイほど

 直江、甘いですww 結局高耶が怒って吋止めですが、ラブラブ。この高耶は完璧ツンデレです。



■「CALL 捨てられた猫のように2」
 捨て猫話の続きで、子猫の里親探し偏。一度は手放すが、すっかり高耶に懐いていてしまっていた子猫は、高耶の元へと戻ろうというのか、貰われ先から逃げ出しします。千秋や妹・美弥らとともに必至で探しますが見つからず、高耶はうちひしがれて帰路につく。そこへ、直江のウィンダムが。子猫は直江が見つけていて――。

 あっま甘です。今回は、置き去りにする方(=自分と妹を置いて出て行った母親)の気持ちを知った高耶が、直江に甘える図です。今回はエロ無し。直江が大人で格好よく、高耶は「にゃんこ」連発で可愛い。「にゃんこ」は、拾った子猫に高耶が付けた名前。下手に凝った名前付けると愛着出てしまうから、犬は「わんこ」猫は全部「にゃんこ」なんだとか。誰だこれは!と叫びそうでした。こーゆー2人、いいですw


■「Decadent Eve」
 舞台は橘不動産所有のマンション。クリスマス・イブ、仕事に疲れた直江が、肉体の欲求に任せてセフレを呼ぼうとしていたところに、突然高耶がやってきたという設定です。

 仕事人間・直江の食生活を心配した高耶は、食事を作ってやろうと直江を訪れた。当日のうちに松本へ帰ろうとしするが、直江の策略にはまり、気が付いたら帰れない状態に。しょうがなく泊まることになる。一度だけ外で過ごすことになったクリスマスの思い出を語り始める高耶。濡れ衣の末の留置所中、誰かの顔を思い浮かべたという。助けて欲しいと。それが誰だったのか、直江だったと今分かった。そう呟いて微笑み、書斎を出て行こうとする高耶の腕を、直江が掴んだ。そしてそのまま、バスローブの襟をはだけさせる――。

 直江さん、高耶の内股を撫で回したり、首筋にキスしたり、卑猥な言葉を囁いてみたり。セクハラおやじです。伏せ字台詞アリ。結局、「外道犬」呼ばわりされて、直江の不埒な行為は阻止。それでも、最終的には高耶の髪を優しくすきながら、ハッピーバースディ&メリークリスマスと、ほんわか暖かいラストでした。


■「氷結の夜 THE GUILTY NIGHT」
 美弥、綾子らと共に、直江の伝手で泊まりに来た温泉旅館の一夜。酒癖の悪い綾子らに辟易した高耶が部屋の戻ってくると、直江が1人。一緒に温泉に行こうという高耶の誘いを、主と共に風呂に入るなどできないと断る直江。頭を冷やしたいからと雪の中に出ていく直江を、高耶が追った――。

 温泉でえっち。そんな甘い状況じゃないけど(笑)。いきなり突っ込んできた男に、「俺を犯して――、凍えて死にな……」と呟き、深く唇を合わせる。想いを鮮烈に交わしながら、最後はかすかに甘さも残る。煩悩の中の高耶&直江がそのまま具現化した感じでした。


■「Northern Cross」
 冷え冷えとした夜、空を見上げる2人。亡妻を取り戻すため冥府へ降りていったオルフェウスの物語に、直江と自分とを重ね、高耶は「オレが死んだら、おまえはどうする?」と尋ねた。直江を信じたい、でも信じ切れず、確かめずにはおれない。抱きしめる力強い腕に、高耶は涙する。
 「オレに、勝ちたいか…」「オレを超えたいか…」「オレを…抱きたいか」
 ――深い口吻。



■「聖痕」
 雪夜、白樺の見える別荘。すでに1時間、キスで焦らされていた。1人でいかせられ、全裸で震える高耶に、服を着たままの直江が挑む――。

 ある意味これもラブラブ。高耶さん、「…や…いい…いいっ!死ぬっ!」とか連発してます。


 コバルトでは載せらんないだろう、邪な思いが満たされた話群でした。そして、数々の美味しいセリフたちは、速水直江×関俊高耶で自動的に脳内補完されるというおまけ付き。「このぼうやは、まだ人の口で~~~」とか「発射してごらん」とかが速水さんの声で、「恥ずか…しい…っ」とか「もう死ぬっ」とかが関俊さんの声で聞こえるわけです。バカです…が、声ヲタで良かったと、またも心から思いました。桑原せんせーの「バット」とか「ボール」とかいった直接的なのか遠回しなのか微妙な比喩も、速水直江だと腰にキますww
 パロ同人の典型みたいなSSが多かったので驚きましたが、初出はどれも桑原せんせー自身の同人誌でした。ご本人のホンは未体験ですが、本編より描写をちょっときつくした感じ。執筆時期は、直江が高耶に手を出し始める『覇者の魔鏡』から『わだつみの楊貴妃』の辺りだそうです。

 世界設定が分かっていないと面白さに欠けるでしょうが、『メモリアル』はBLとしてもオススメかもしれません。表は“優しく強い(腹は黒)お兄さん×ツンデレ少年”、裏は“嫉妬と憎しみと愛の狭間で妄想しまくりの狂犬下僕×女王様な主”な主従ラヴ。キャラ設定などのお勉強はWkikでいけます。これ読んでから本編入るのもいいかも。

 あと、非売品ではありますが、雑誌コバルト2004年8月号の全サ「ヨリドラ」では、最終巻第40巻『千億の夜をこえて』の1シーンが音声化されています。ある意味ラストシーン。これはぜひ手に入れて聞いて頂きたいです。


(以下、自分語り。見苦しいので後日消すかも)
 コバルトにBLを持ち込んだとも言われている炎ミラですが、これが始まったのは、ちょうど女子向けライトノベルにサイキック・アクションやらファンタジーやらが増え始めた時期。「スーパーファンタジー文庫ができたのもこの頃だと思います。田中芳樹、前田珠子、軽いところでは若木未生などなどを好んで読んでいた私は、戦国時代辺りの歴史が入り混じった硬派な方向に、当然の如くはまりました。異性間恋愛を絡ませていなかったのも良かったんでしょう。普通に本好きの少女でした。で、次第に見え始める直江と高耶の関係に萌えを感じ始めます。本読んでるのに桃色発散しながら「キャあああああ!!!」と叫びたくなる感じ。

 最初は、時々ちらつく2人の関係に煩悩フル稼働していましたが、直江が本性を出し始め、ちょうど折り返し地点の20巻『十字架を抱いて眠れ』では、寝ても覚めてもやりまくるという関係に。突然ラブラブになられたら、たぶん熱も冷めたでしょうが、生物を害する毒を身に抱えてしまった高耶を死に向かわせないために監禁し、檻の中で2人きりで生きていくという理由付けがあってのことだったので、萌えは増す一方。高耶への愛に殉じる覚悟の直江、それに癒されながらも孤高の生を選ぶ高耶――にはやきもきさせられました。
 『恩讐の門』に入ってからは、人がいるってのに、直江は所々で高耶に襲いかかってます。BLではないので、ページ的に言えばわずかなんですが、そういう状況が日常にある関係になっている。でも、甘さはカケラもありません。その甘くない加減が、より萌え心をくすぐるというか…。えー、ダラダラといつまでの続くのでこの辺で。
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桑原せんせの

こんばんはー♪

桑原せんせの同人誌読まれてたんですか!
炎ミラ同人誌は、徳丸佳貴さんと杜山まこさんとこのホンはよく読んでいたんですが、せんせー自身のホンは未体験なんです。なんて羨ましい~。直筆文章!! すごいですwww

ヨリドラは05年の「怨讐の門 黒陽編」も良かったですよね~。あと激シリアスな「Mirage Of Blaze Another Story」も好きです。直江と高耶は、こう胸がきゅーっとなりますね…。メモリアルで煩悩全開になって本編停滞気味なんですが、もうすぐ「耀変黙示録」に入ります。魔王の種思うと胸が痛い… それでも、「信長+譲×高耶…萌えるじゃねーか」とか思ってしまう自分にちょっと反省(^^;;

こんばんはー(*^_^*)

そうなんですよね。『メモリアル』は原作にはない、高耶さんと直江が読めて(*^m^*) ムフフでしたよね。
特に『聖痕』はキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !! でした。
もう、恥ずかしい台詞達で赤面ものでしたw(私も脳内変換してましたv)

実は私この文庫が出る、2・3年前にオークションで同人誌を落札しました。この文庫が、もう少し早く出ていたら・・・と凄く思いました。(先生の直筆の文章が読めたのは良かったですが、値段が・・・orz)

『ヨリドラ』のCDは良かったですよね。でも、悲しすぎてあんまりリピートして聴けてないです( iдi ) ハウー

采さんの記事を読んで、ミラをまた読みたくなりました!
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