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2007-07-17

籠蝶は花を恋う(原作/沙野風結子)

Dramatic CD Collection 籠蝶は花を恋う Dramatic CD Collection 籠蝶は花を恋う
イメージ・アルバム、笹沼晃 他 (2006/11/24)
ムービック

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<CAST>
月舘詩央(笹沼晃)、有馬鼎(大川透)、中津(成田剣)
月舘子爵(松岡大介)、白柳公爵(斧アツシ)
女将(森夏姫)、楼主(齋藤龍吾)、千草(三宅華也)

 何度聴いたか、このお話。のーとんで笹沼さん萌えに火が付き、また再聴きしました。シリアス一直線の大正ロマンBL、遊郭&華族もの。コピーは「夜毎、淫らに咲いて―――おまえは人を狂わせる」。沙野さんですから、エロは濃厚。お話の出来も萌えも花丸です。

 遊郭・夢奥楼で生まれ、下男として育てられていた詩央(笹沼)。15のとき、代議士に見初められ身請けされそうになっていたところを、居合わせた鼎(大川)に助けられる。詩央(笹沼)は、3カ月後に迎えにくるという鼎(大川)の言葉を頼りに、約束の日を待っていた。
 鼎(大川)と会った日から1カ月半後、月舘家の使いだという中津(成田)が、夢奥楼を訪れる。詩央(笹沼)が月舘子爵(松岡)の落し胤で、亡くなった嫡子・絢貴の代わりに、跡継ぎとして月舘家に入れという。中津(成田)は、有無を言わさず、詩央(笹沼)を月舘家に連れ帰った。

 中津の厳しい指導を受ける日々が過ぎ、鼎(大川)との約束の日。詩央(笹沼)は、そっと夢奥楼に向かう。しかし、鼎(大川)が姿を現すことはなかった。

 4年後、正式に月舘の跡取りとなっていた詩央(笹沼)は、誕生パーティの席で鼎(大川)と再会を果たす。貿易業で成功した実業家・有馬伯爵。それが鼎(大川)の身元だった。鼎(大川)は、出自を秘密にする代償として、詩央(笹沼)の身体を要求する。
 その後も、鼎(大川)は月舘家で詩央(笹沼)を抱き続ける。遂には、詩央(笹沼)をしばらく預かると、強引に有馬邸へと場所を移してしまう。反対する中津(成田)も監視役として付けて。

 詩央(笹沼)は、鼎(大川)の仕事を手伝うようになっていた。2人の気持ちが寄り添い出した頃、詩央(笹沼)が結核を患っていると判る。母親の死も、結核が原因だった。すぐ治療をすれば、治る見込みはある。しかし、タイミング悪く、鼎(大川)の貿易会社に問題が起き、しばらく上海に行かねばならないという。詩央(笹沼)は、鼎(大川)を心配させたくないと、黙って伊豆で転地療養することを決めた。

 鼎(大川)が帰国。会社は持ち直し、ある令嬢との結婚も決まっていると耳にする。詩央(笹沼)は鼎(大川)に連絡を取ろうとはしなかった。そして、ある雪の日。突然、鼎(大川)が療養先に現れる。昔の男と会っているのかと責める鼎(大川)。約束の日に夢奥楼へと詩央を迎えに行った鼎は、楼主から、詩央(笹沼)が自分を待たずに別の男に身請けされたと聞いていたのだ。
 詩央(笹沼)が口にする、人生で4度目の真剣な願い。「自分のことはもう忘れてほしい。もう会いに来ないでほしい」 その言葉を受け、鼎(大川)は詩央(笹沼)の元から去った。

 生きる気力を無くした詩央(笹沼)は、最後にもう一度だけ鼎(大川)の姿を見たいと、帝都に向かう。そこで目にしたのは、自分を待つ鼎(大川)の姿。一年後、詩央(笹沼)は奇跡的に回復する。そこで初めて正される掛け違い。

 僕の開かれた唇へと、鼎様の舌が沈んでくる。
 喜びだとか、悲しみだとかが生まれてくる、心の奥底にある心の源泉。
 そこにゆっくりと鼎様が降りてきて、辿り着く


 快気と21才のお祝いにと、鼎(大川)から贈られたチューリップの花束を、詩央(笹沼)はきつく抱きしめた――。



 結局また、とても真面目に聴いてしまいました。未聴タイトルを消化した方がいいのは分かっているんですけどね……;; でもこの作品、とても好きなのです。

 まず、儚げで芯のある美人受けの笹沼さんが素晴らしい。15才の詩央を演じる笹沼さんは、心持ち高めです。ショタ過ぎず、儚げだけど芯はあるという感じが、とても愛らしい。
 鼎@大川が言う詩央@笹沼は

 慎ましやかに可愛らしく咲いていながら、人を狂わせる。
 夜ごとおぞましいほど淫らに咲ききって、そのくせ、また朝には蕾に戻る


昼は聖女、夜は娼婦」というやつですね。私の中の笹沼さん(の声)がまさにそれ!

 笹沼さんの声は、耳に残ります。我は強くはないのですが、スッと溶けるような感じというか、心地良い。モノローグはそれほど多用されておらず、効果的な入れ方をされているなと思いました。

 鼎@大川さん。ピッタリでした。詩央@笹沼へのやり切れない想いと、詩央@を身請けした男への嫉妬から、詩央@笹沼を責める鼎@大川さん。苦悩する様がイイ!のです。嫉妬が、声に憎い感情を含ませ、震わせる。その声がセクシーww 意地悪い口調にもゾクゾクします。

 詩央@笹沼と再会した途端、詩央の身体を要求した鼎@大川が、中津@成田に言うのです。「油かクリームを持たせてやれ」と。そのときのやりとり。
 中津「何にお使いで?」
 鼎 「何にってお前……クッ 男は濡れないからな、潤滑油に使う」
この、馬鹿にしたような「クッ」という笑いが、ツボでした。

 中津@ナリケンさん。この方は、これまで余り一生懸命聴いていなかったせいか、注目していませんでした。が、今回、ブクレのSSを読んでから聴いたら、見方が変わりました。すごく良いキャラじゃないですか。原作では、中津の人気がとても高いとか。
 中津は、もともと財閥の次男で成績も優秀。月舘家に仕え続けるだけの人間ではないはず。それでも月舘家を辞さなかったのは、月舘家というより、絢貴に仕えている気持ちだったからだと思うのです。想いを殺して一生仕えようとした主・絢貴が逝ってから間もなく、その身代わりを教育しなければならなくなった。それは、彼の中で許せることではなかったのでしょう。

 詩央は、花魁とは言え要は女郎が生んだ子で、そのまま遊郭で育てられた身。初め聴いた時は、中津@成田が詩央@笹沼に辛く当たるのは、それを跡継ぎにしないといけないことへの反感からだと思っていました。でも、ちょっと違ったのですね。鼎@大川は中津@成田に言った言葉。
 「絢貴が死んで4年にもなるのに、お前はいまだに囚われているわけだ。<略>いい加減に目を覚ませ。絢貴はもういない。詩央に何をどう強要しても、絢貴にはならない」
 歪んでいたとは思いますが、中津@成田は本当に、詩央@笹沼を絢貴のようにすることが、詩央のためだと思っていたのかなと。それは、ただの独りよがりだと鼎@大川に言われ、気付く。決して叶うことのない想いと、この不器用なところが、中津の人気の所以でしょうか。
 SSの「眠る花」は、中津が絢貴に仕えていた頃のエピソードを交えつつ、詩央と鼎の今を、中津視点で語るお話でした。ドラマ中、絢貴が社交界の誰か(詩央にもその身と引き替えに後援を持ちかけていました)と関係を持っていたことを、鼎@大川が口にしていました。SSの絢貴と中津のエピソードは、これに繋がっています(よね?)。今回、原作を注文したので、その辺り確かめようと思います。

 濡れ場は濃いのが5回。初めてあったときは、鼎@大川は、詩央@笹沼を一方的に昂ぶらせただけですが、怖がりながらも、身体の変化に戸惑い、快感に流される様子が、とても愛らしくて宜しかった。きゅうっとなります。
 次は、再会した夜。誰かに初めてを散らされたと思っているので、鼎@大川は敢えて酷くします。もちろん詩央@笹沼は初めてなので、痛々しい。それでも快感に耐えられず口にする「後生ですから――」に萌えw
 3回目、泣きながら喘ぐ詩央@笹沼、たまりません。そしてそのまま、一番の見せ所(たぶん;;)に突入。鼎@大川は、声の漏れを忠告しに来た中津@成田を、部屋に呼び入れるのです。外す(遊郭の隠語で“いく”という意味)ところを見せてやれと、詩央@笹沼を膝に乗せて攻めたまま! ここ、ヘッドフォン推奨ww
 辛抱できなくて、朦朧としながら声を上げてしまう詩央@笹沼。鼎@大川と中津@の会話の裏で悶える詩央@笹沼。たまらんのはこっちですよ鼎様! そのうえ、鼎@大川は中津@成田に、詩央@笹沼の口を中津の手でふさぐよう命じ、そのまま最後まで。ここで、しかめた顔を背ける中津@成田のクッという息も、リアルでよい。鼻だけで息荒く、苦しげに絶頂を迎える詩央@笹沼にクラクラきて、どうにかなりそうでした。

 フリートークはありません。声ヲタなんでフリト大好きですが、こういうお話には、無くて良いですね。シリアスに酔いたいときにオススメしたい1枚です。
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theme : ボーイズラブ
genre : 本・雑誌

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沙野風結子さん原作のBLCD「籠蝶は花を恋う」

沙野風結子さん原作のBLCD「籠蝶は花を恋う」を聞きました♪ イメージ・アルバム, 笹沼晃, 大川透, 成田剣 Dramatic CD Collection 籠蝶は花を恋う またまた原作未読のキャスト買いです(照)。時代は大正。遊郭、子爵、華族――。シリアスものが基本的

BLCD感想「籠蝶は花を恋う」原作:沙野風結子

「三ヶ月後、おまえを迎えにくる」。遊郭で生まれ育ち、男に買われそうになっていた詩央を助け、そう約束してくれた男・鼎。彼の言葉だけを頼りに待ちわびる詩央だったが、結局、鼎は現れなかった。──四年後。子爵に引き取られ跡取りとなっていた詩央は、...

☆ 籠蝶は花を恋う ☆

ああ、素敵vv原作 沙野風結子月舘詩央 笹沼晃有馬鼎 大川透中津 成田剣という布陣。一通りフルコンプした沙野さんでしたが、実はコレ原作未読なんですよねぇ。だって勿体無いんですもの!!!大好きな大正浪漫に遊郭モノ!?!?!?!でもちょっと後

comment

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>あいさん

あいさん こんばんは♪

濡れ場になると突然艶やか! そうなんですよね~。そんな笹沼さんにメロメロなのですw 「ファインダー」は、原作キャラ的にはちょーっと感じが違ったかなと思わないでもなかったのですが、笹沼さんラヴ心のせいか、気が付いたら萌え転がってました。笹沼マジック…w 続き、CD化する気配ないですよね。何ででしょう。あんなに人気の原作なのに……。

ナリケンさんに口ふさがせシーンは、リピートしまくってしまいました;;; テンション高まりすぎてやばかったです。エロく鬼畜に艶やかなにwが詰まっているCDでした♪

采さん、こんばんは!切なくて涙腺がうるうるする作品でしたね。

笹沼さんの受け、わたしは数えるほどしか聴いたことないのですが、元気系なのにセクシーなシーンになるととたんに艶やかになって素敵ですね(ファインダーとか♪)
ナリケンさんにも手伝わせて・・・のシーンはもうどうしよう~~というくらいテンションUPでした。大川さんってば鬼畜なんだから~~(笑)。

TBよろしくお願いします♪

>あいらさん、姐さん

>あいらさん
そうなんです。目的のものを探す前に、別の萌を発見してしまって、いきなり祭り。よくやります。そのおかげで、ちっとも未聴の新作(?3月とかってもう新作とは言えませんよね…n)タイトルが消化できません……。

今、原作を読むのがとっても楽しみです。沙野さんのエロ描写は絶品ですし、今からワクワクしますw

>姐さん
>中津を交えての視姦プレイで若干不整脈
私もですよ~。うっかり転がって、気を失いそうになりましたw 鼻息喘ぎ、やばいですよね。
シリアスかつエロ、そして切なく、ハッピーエンド。こういうお話は、本当にキング・オブ・BLだと思いますw

(*´д`*)

かなえさまぁ~(*´д`*)

こりゃ萌えましたですよ、笹沼さんの儚い喘ぎに鼻血でました。
中津を交えての視姦プレイで若干不整脈でしたよ。

采さんのレビュで思い出し萌え・・・また聴かねば。

TBお願いします~☆

采さん、こんばんわvv

そうそう!!!!すっかり忘れておりました・・・
私もこのお話大好きなんです!!!!!
CD聞いて萌えて原作まで一気読みしたんですよねぇ。
もう大好きvv
なんだか私もまた聞きたくなってきました!!!!
私も未聴の山を切り崩さねば・・・とは思うものの、ついついスキー作品って聞いちゃうんですよねぇ。
さて・・・最大の問題はどこへしまいこんだのか・・・なんですよね。(涙)
もう量が多すぎてシリーズならともかく単品だと捜すので一苦労ですけど・・・
でも聞きたいっ!!!!!
キャスティングもお話も美味しすぎですものvv

TBよろしくお願いします~。
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